PLESKカスタムスキンの作成とインストール > スキンを作成する

コントロールパネルにアップロードするためのスキンパッケージの準備

スキンのコンテンツの準備ができたら、コントロールパネルにスキンをインストールできるよう、スキンパッケージを作成する必要があります。すべての ファイルとディレクトリをzip もしくは tar.gzアーカイブに入れ、そのアーカイブファイルをコントロールパネルのスキン格納庫にアップロードす るのが良いでしょう。お好みでスキンrpmパッケージを作成することもできます。これについては、以下の説明をご覧下さい。

一時ディレクトリの作成 

まず、一時ディレクトリを作成します。これはハードディスク上のどこに作成しても構いません。ここでは/tmp/skin_builds/にしてみ ます。
例:

# mkdir /tmp/skin_build

次にPleskにインストールされる際にスキンが置かれることになる一時パスを、一時ディレクトリ内に作成してください。

RPM Spec ファイルの作成

RPM specファイルにはRPMパッケージを組み立てるのに必要な情報が含まれています。下記はmy_skinの例のためのspecファイルのサンプルです:

  • Nameはスキンパッケージの名前です。
  • Versionはスキンのバージョン番号です。
  • Releaseはスキンのリリース番号です。
  • LicenseにはGPL, Freeware, Commercialなどのタイプがあります。

# name of your skin to be called in CP
# quote it by the "shell" rules if it contains spaces or special characters
%define skinname 'My Skin'

# directory where to place your skin
# you may use any sequence of alphanumeric characters and underscores
%define skindir my_skin

# path where files of your skin is located
%define source /tmp/my_skin

Name: MySkin
Version: 0.0.1
Release: 1
License: BSD
Group: Applications/Internet
Summary: Example spec for Plesk
# END of customizable part
# you can leave the following unchanged in most cases
Buildroot: /var/tmp/build-%{name}-%{version}
Provides: plesk-skin
Requires: psa >= 7.1

%define pleskdir /usr/local/psa/admin
%define pleskskins %{pleskdir}/htdocs/skins

%install
rm -rf $RPM_BUILD_ROOT%{pleskskins}/%{skindir}
mkdir -p $RPM_BUILD_ROOT%{pleskskins}
umask 022
cp -r %{source} $RPM_BUILD_ROOT%{pleskskins}/%{skindir}

%clean
test $RPM_BUILD_ROOT != /
rm -rf $RPM_BUILD_ROOT%{pleskskins}/%{skindir}

%description
This is a sample skin for Plesk 7.1.

%pre
%{pleskdir}/sbin/skinmng --test-install-directory --installdir=%{skindir}

%post
%{pleskdir}/sbin/skinmng --register --installdir=%{skindir} --name=%{skinname}

%preun
%{pleskdir}/sbin/skinmng --remove --installdir=%{skindir} --leave-files

%files
%defattr(-,root,root)
%{pleskskins}/%{skindir}/

今回の例(my_skin)でのカスタムスキンのspecファイルを準備し終える前に、上記の項目を適切な値に置き換える必要がありま す。

RPMパッケージの組み立て

一時ディレクトリにスキンファイルをすべてセットし、specファイルが完成したら、スキンのRPMパッケージの組み立てに進みます。

NOTE

RPMパッケージを組み立てるには、ルートとしてログインする必要があります。

次のコマンドを実行してください。

# rpmbuild -bb SKIN.spec

ここでは、SKIN.specの部分はカスタムスキンspecファイルの名前に置き換えてください。

RPMパッケージが組み立てが完成すると、次のディレクトリにパッケージ(これまでの例の場合my_skin.rpm)が作成さ れます:/usr/src/redhat/RPMS/noarch



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