配信停止メール一覧(Quarantine)

   フィルタリングによって『ウィルスである』『スパムである』と判断されたメールは、本来のメールアドレスへの配信を停止し、フィルタサーバに一時的に保管されます(設定によっては、サーバに保管せず直ぐに削除したり、ウィルスの混入した添付ファイルを削除してから配信したり、件名に[SPAM]という記号をつけて配信するようなことも可能です)。
  ここでは、フィルタリングにより配信を停止し、フィルタサーバに保管されたメールを見ることが出来ます。

 右上の『Viruses | Spam | Search』は、配信停止メール表示用のナビゲーションバーです。

 Virusesではウィルスフィルタによって配信停止されたメールの一覧を表示します。
 Spamをクリックすると、ウィルスフィルタまたはスパムフィルタによって配信を中止したメールの一覧が表示されます。
 Searchをクリックした場合は、受信メールアドレスを指定してそこに届いたメールの一覧を表示できます。

 タブによって日付を指定すると、指定した日に受信したメールのみが表示されます。排除してから8日を過ぎたメールは自動的に削除されるため、日付の選択は一週間前までしか選べません。

 メール一覧のチェックボックスをつけて、『release』を押すとメールが開放され、開放したメールがユーザ宛に送信されます宛先がエイリアスだった場合はユーザへ送信されるので、メール本来の宛先とは限りません詳しくはこちら)。また、『delete』を押すとメールが削除されます。
 これらのボタン左にある『all』のチェックボックスを入れてボタンを押した場合、表示されている全てのメールに対してこの処理を行います。
 右側の『empty quarantine』を押すと、表示されているものだけでなく、全ての排除メールを完全に削除します。


 サーチ画面は左のようになっています。
 フィルタを設定したメールアカウントを入力して search をクリックすると、入力したアカウント宛に送信されたメールの一覧が表示されます。
 上と同様、一覧の下にある『release』『delete』のボタンによりメールを操作することができます。


配信中止メッセージ(画像は本文を一部省略しております) 一覧中のメールアドレスをクリックすると、そのメールを読むことができます。

 右上の『Quarantine Index』を押すと、一覧のページに戻ります。

 上部の青い枠は、メールについての情報を表示します。
 『From』『To』『Subject』はメールのヘッダにある送信者・宛先・件名です。
 『Status』はそのメールに対するフィルタの判定結果が表示されます。スパムとウィルス、どちらのフィルタによって配信停止したのかなどがここでわかります。
 『Sender IP』には送信者のIPアドレスが、解析可能である場合のみ表示されます。
 『Attachments』には本文と添付ファイルの情報が表示されます。

 これらの下にある文章がメールの本文です。

 その下にある『release』と『delete』のボタンを押すと、一覧表示にあったボタンと同様に、このメールを管理者宛に送信あるいは削除します。

  この画面では、日本語のメールは文字化けしてしまい、エンコードを設定しても正しく表示できない場合があります。このようなメールを読むには、メールを開放して管理者宛に送信してメーラーでお読みいただくか、コード変換機能のあるエディタ(秀丸エディタなど)をご用意ください。文字化けしたメールの本文をコピーし、エディタに貼り付けると、正常な日本語の文章が表示されます。